リピート構造の基本〜ひとりビジネスのマーケティング
リピート構造の構築のために、今やっていることは何ですか?
どうしても、僕たちは新規集客に目が行きがちですよね。
ビジネスを始めたばかりの場合、お客様がいないから。
でも実際、手元に残るお金を生み出してくれるのは、リピートなんですね。
僕たち、小さなビジネスの場合、手元にお金が残るか残らないかは死活問題。
そこで今日は、リピート構造構築の基本を確認していきましょう。
なぜひとりビジネスのマーケティングはリピートなのか?
僕たち小さなビジネスは、いきなり商品を売るのは無理なのですね。
なぜなら、信用、知名度が担保されていないから。
だから、見込み客、お試し客を集めて、信用を得てから初めて最初の商品を売る事になります。
そのため、1回目の販売では、ほとんど手元に利益は残らない。多くの場合は赤字。
リピートを生み出せないと、ビジネスにならないということです。
そして、この、リピート構造は、新規集客にも大きな影響があるのです。
新規集客で大切なことの一つに、強いオファーがあります。「あ、これなら試してみてもいいかな?」と思ってもらう必要がある。
でも、これ、後から、ちゃんと利益を生み出すリピート構造ができていなければできないことなのです。強いオファーを打ち出せない。
だから、僕たち、小さなビジネスのマーケティングは、リピート構造の構築は必須なのです。
「品質」なきところにリピートなし
このリピート構造を構築する上で、最も重要な要素は「品質」です。
例えば、あなたの家の近くに新しいラーメン屋さんがオープンしたとします。
試しに行ってみますよね?でも、そこで「まずい・・・・」。
これ、その後にどんな巧みなマーケティング施策が展開されようと、いかないですよね?だって、美味しく無いから。
これは、あなたの商品も同じです。
「マーケティングは商品を超えることはで着ない」
利益を生み出すリピート構造は、商品・サービスの「品質」の上に構築されるものです。
「品質なきところにリピートなし」
これは、絶対に忘れないでくださいね。
リピートの強さを測る数字
「計測できないものは改善できない」
ビジネスは数字のゲームです。
まずは、リピート構造を構築する上で、計測しなければいけない数字について考えてみましょう。
リピート構造の強さを測る数字。それは、顧客生涯価値と呼ばれる数字です。
これ、ビジネス、マーケティングにおいて最も重要な数字です。
今月、10人の顧客を獲得したら、一定期間(たとえば1年後)一人平均、どれだけの価値を、あなたにもたらしてくれるか?
この数字、絶対に抑えなくてはいけません。
なぜなら、この数字を知らないと、投資ができない。集客手段の肝を握る広告に、どれだけ資金を使うことができるかが、全く見えてこないのです。
顧客一人を獲得するために必要な金額=顧客獲得コスト。
獲得した顧客が、あなたにもたらしてくれる価値=顧客生涯価値。
この2つの数字が、あなたのリピート構造の強さを測る数字になります。
絶対に、目を離さないでくださいね。
リピートを強くする3つのツール
次は、リピートを構築するために、使うべきツールについて考えていきましょう。
リピート構造を生むには3つの要素が必要です。
1 商品の品質、2 適切な商品ラインアップ、そして定期的なコンタクト。
僕たち、小さなビジネスは、このコンタクトを実現するために、どんなツールを使うべきなのでしょうか?
大きな企業、例えばニトリ、セブンイレブン、ユニクロ。
彼らは、この「定期的なコンタクト」も、広告、つまり不特定多数に向けて行います。テレビとか、数十万枚配布する集客チラシとかですね。
でも、僕たち小さなビジネスは、こんなことはできないし、してはいけない。なぜなら、莫大な資金がかかる。そして、費用対効果が不鮮明だから。
僕たちが使うべきツールは、ズバリ、ダイレクトメールです。
「億万長者メーカー」ダン・ケネディは、ダイレクトメールについてこんなことを言っています。
「我々にとってダイレクトメールは最高のマーケティングツールである」
ダイレクトメールはその目的によって、大きく3つの種類に分類されます。サンキューレター、ニュースレター、セールスレター。
ビジネス、マーケティングにおいて確実という言葉はありませんが、この3つのツール、実施すれば、ほぼほぼ確実に売り上げは上がります。
この3つのツールを使い、定期的に頻度高く顧客にコンタクトする。
さあ、あなたはダイレクトメールを活用していますか?使いこなせているでしょうか?
リピート構造構築のために、ぜひ、活用してくださいね。
リピート構造の生命線とは?
定期的に頻度高くコンタクトする。
リピート構造の生命線は「関係性」にあります。
ここまで、リピートについて基本的なことをお伝えしてきました。
基本的ですけど、やっていただければ必ず売上は上がります。
さて、このリピートの生命線、関係性について考えてみましょう。
結論から言うと、関係性を感じるのは、商品、サービスではなく、あなたということです。
僕たちが売っている商品、サービスは、ターゲットが抱えている問題の解決策の手段。商品やサービス、それ以上でも、それ以下でもない。
ファンを生むのは商品、サービスそのものではなく、「人」つまり、あなたとの繋がりなのです。
僕たちは、「人」が一番気になるんです。
例えば、さまざまなものが写っている写真。ランダムに並べる。人は、最初に無意識に人に目をやる。例えばWEBサイト、人の気配を増やすだけで反応率が高まります。
特に、僕たちのような規模が小さいビジネスは、必ずと言っていいくらい人を見られます。誰が提供しているビジネスなのか?
つまり、どんなビジネスであれ、あなたは見られているということです。
だから、あなたのことを伝えなければいけない。
なぜ、このビジネスを始めたのか?どんな使命感を持ってビジネスを展開しているのか?何を大切に考えているのか?
リピートの生命線は、売り手であるあなたと顧客との関係性。
あなたを伝えるメッセージに磨きをかけてください。
いかがでしたか?
リピートは、あなたのビジネスの強さです。
今回お伝えした基本を踏まえて、さまざまなテストを講じていきましょう。
リピートの強さが、あなたの手元に残る金額を決める。
これ、忘れないでくださいね
集客7プログラム
小さなビジネスの集客支援コンサルティングサービス
このメンバーシップは売る仕組みを構築することを目的とした
小さなビジネスのためのコンサルティングサービスです。
いつでも、何度でも相談できるからマーケティングがグングン進む。
「今、何をすべきか?」が明確になるから迷いなく行動できる。
さあ、あなたも僕たちと新しいステップを踏み出しませんか?