集客チラシの「特性」を理解しよう

「適材適所」
これ、どんな分野でも大切なことですよね？
適切な人材を、その人が最も力を発揮できる場所で活躍してもらう。
でも、この「適材適所」を実現させるには、その人の得意なこと、苦手なこと、「特性」をしっかりと把握しておかなくてはいけない。
実は、これ売れる仕組み作りでも同じなのです。
今日は、小さなリアルビジネスに欠かすことができないメディア、集客チラシの「特性」を把握していきましょう。あなたの集客チラシ作りに役立ててください。

「3M」をミスマッチさせない。

メディアを考える時に忘れてはいけないのは、マーケット、メッセージとマッチさせることです。
これを、「億万長者メーカー」と呼ばれたダン・ケネディは「3M戦略」と呼びました。
「マーケティングとは適切なマーケットに、適切なメッセージを、適切なメディアで届けることである」
この「3M戦略」を使いこなすには、それぞれのメディアの「特性」を把握しておく必要があるのです。では、今日の主役、集客チラシの「特性」は何か
？この５つの「特性」を押さえておきましょう。

特性1 小さくすぐに始めることができる

集客チラシは、テレビ、新聞、雑誌などと違い、限られたエリアから、マーケティングをスタートさせることができます。これは、限られた予算でマーケティングを開始できることを意味しています。限られた資産で戦わなくてはいけない小さなビジネスにとって、格好のメディアということです。
そして、もう一つ、小さく始められるから、すぐに始めることができる。
例えば、午前中に集客チラシの原稿を作成し、午後にプリント、夕方から近くの駅で手配り。こんなことも可能なのです。ぜひ、試してみてください。

特性2 様々な配布方法を試すことができる

新規集客を目的とした集客チラシ。
あなたが狙っているターゲットの手元に届ける方法は様々です。
主な方法を挙げてみるとこうなります
１　ご自身で配る
２　ポスティング会社に依頼する
３　新聞に折り込んで配る
４　フリーペーパーと共に配ってもらう
大切なポイントは、配布方法によって、反応してくれる見込み客の特性が変わるという点です。この集客チラシの配布方法は、詳しく別の記事で解説させていただきます。

特性3 典型的なプッシュ型広告

広告は、接触する方法によって「プッシュ型広告」と「プル型広告」に大別されます。
「プッシュ型広告」とは、こちらから押しかけていくタイプの広告。テレビCM、新聞広告、ラジオ広告などがこれにあたります。一方の「プル型広告」はターゲットから探しにきてくれるタイプの広告。ウェブサイトは典型的な「プル型」のメディアです。旅行情報誌、賃貸情報誌など、専門的は雑誌も「プル型」の要素が高いです。
重要なポイントは、この「プシュ型」と「「プル型」、タッチできるターゲットの特性が大きく異なるという点です。
例えば、肩こりに悩んでいる人がいたとします。
「肩こりがひどい。なんとかならないかな・・・」悩んでいるけど、まだ自ら動いていない。これ、潜在マーケットと呼ばれます。この潜在マーケットは、まだ自ら動いていない。だから、いくらウェブサイトで待っていてもタッチできない。
もう一方、こんな人。
「肩こりがひどい。どこかに腕のいい整体院ないかな？」
このように、すでに悩みを解決するために自ら動いている人。これ顕在マーケットと呼ばれます。現在、こんな人はいの一番にスマホを手に取りウェブサイトを探します。
さて、集客チラシはというと・・・、そうですね、典型的な「プッシュ型広告」です。潜在マーケットにタッチすることができる。ここは、しっかりと押さえておいてください。

特性4 丸裸で広告

「プッシュ型広告」は、何らかのコンテンツの中に潜んで届けられます。テレビでニュースを見ていたらテレビCM。新聞、雑誌の記事を読んでいたら記事の隣に広告。つまり、「ついでに」広告を見てもらうことができるのです。
ところが集客チラシ、届け方は「特性2」でも解説した通り様々ですが、その姿は丸裸で広告。どこにも隠れることはできない。丸裸で広告。だから「ついでに読んでもらう」ができない。結果「気がついてもらう」ことが、どのメディアよりも重要になるわけです。あなたの集客チラシは「気がついてもらう」これできていますか？

特性5 集客チラシ経由のお客様は・・・・

新規集客は、そのルートによって、集まってくるおお客様の特性が変わります。
集客チラシから生まれるお客様は、他のメディアルートから生まれたお客様に比べて、固定客になってくれる確率が高い。もちろん例外は存在しますが、配布方法、業種に関係なく、その傾向は顕著です。それはなぜか？
これは「プッシュ型」であること、丸裸絵あることが要因と考えられます。
つまり、周りに競合が存在しない。または少ない。
だからら、一度、商品、サービスに満足してくれたなら、そのまま、継続客、固定客になる確率が高くなるのです。

常に「マッチング」を意識する。

集客チラシの「特性」、いかがでしたか？
この「特性」を把握した上で、常に「マッチング」を意識してください。
「適切なマーケットに、適切なメッセージを、適切なメディアで届ける」
さあ、集客チラシ作りを始めましょう。