ひとりビジネスの年間計画の作り方ガイド
「僕はプロ野球選手にまるます。
入団するのは中日ドラゴンズか西武ライオンズです。
契約金は1億円です」
これは、あまりにも有名なイチローさんの小学校の卒業論文の一部です。
でも、本当にすごいのはここじゃないんですよ。
それは・・・・
あまりにも、当たり前のことですが、非常に大切なことなので確認しておきますね。
それは「やろう」と思っていないものは、現実にならないということです。
イチローさんが、プロ野球選手になったのは、小学校時代に「プロ野球選手になる」と決めたからです。
「野球やってたらプロ野球選手になっちゃった」こんな人は皆無です。
でも、「なる」と決めただけでは、現実のものにはならない。
実は、イチローさんの卒業論文が素晴らしいのは、プロ野球選手になるために、「何をやってきたのか?何をやっていくのか」
「計画」が記されている点にあるのです。
もうすぐ2024年です。2024年の12月、これから1年後、あなたはどうなっていたいですか?
今日は、あなたの願いを現実に変える「計画」の作り方についてお届けします。
「年間計画」こんな間違いしていませんか?
「計画を見せてください」というと、約8割の方が、エクセルの表を持ってきます。「1月は昨年対比110%で・・・」」
僕も、サラリーマン時代には、作ってましたよ。この手のスプレッドシートをたくさん。「ここを見直せ」と言われたら、鉛筆舐め舐め、数字を入れ替えていました。
でもね、これは「計画」ではないのです。「1月はこんな数字をやりたいな」これはただの願望です。大きな企業の、下々の者がやる、数字の帳尻合わせ。
「計画」とは、「1月、こんな数字をやりたいな」を現実にするために、「誰が、何を、いつまでにやるのか?」を決めることをいうのです。
ここ、絶対に間違えないでくださいね。
ステップ1 ゴールを「数字」で定める。
「計画」の最初のステップは、ゴールを「数字」で決めることです。
1年後の12月に、どうなっていたいのかを「数字」で定める。
なぜ「数字」かというと、「数字」でないと、達成できたのか、できなかったのかが計測できないからです。ちなみに、イチローさんの卒業論文も、ちゃんと「数字」で表現されています
この1年間で、あなたが一番変化させたい「数字」は何ですか?
ステップ2 現状とのギャップを把握する
次は、あなたがゴールとして定めた「数字」の、現在を把握します。
これは、カーナビと同じですね。
カーナビは、現在地と目的地を設定して、初めて、ルートを示してくれる。
ゴールの「数字」と、現状の「数字」を定めると、自ずから、その「差」、ギャップが明確になりますよね?
このギャップを、1年間で埋めていく。これが、僕たちのタスクになるわけです。
ステップ3 3つの課題を洗い出す
ここからが、企画、企て、計画の世界です。
まず、考えなければいけないのは、ゴールを達成するために、何が、障壁になっているのかを把握することです。
例えば、あなたがゴールとして定めたのが「売上」だとすると、「見込み客の数、成約率、利用頻度、1回あたりの利用単価、商品ラインアップ、」など、売上に至る過程で、何が問題になっているのかを見極めます。
そして、その中から、解決すべき課題を、優先順位の順に、3つ選定してください。
そして、この3つの課題も、現状の「数字」と、達成すべきゴールの「数字」を定めてください。
「計測できないものは改善できない」
「数字」は、苦手な方も多いと思いますが、「数字」でなければダメなのです。
ステップ4 四半期ごとにアクションプランを定める
達成すべきゴールの「数字」、そして、その「数字」を達成するために、解決しなければいけない、「数字」で表現された3つの課題。
はい。的は定められました。次は、いよいよアクションプランを定めていきます。
この3つの課題を解決するために、四半期ごとに「誰が、何を、いつまでにやるのか?」を決めていきます。
例ええば、課題一が「オンラインからの新規集客が月間30人」だとしたら、第一四半期(1月〜3月)に、「Youtube広告のテスト運用を開始する」といった感じです。3ヶ月という単位は、課題解決で一定の結果を出せる期間です。
年間計画でのおけるアクションプランは、余裕を持って、3ヶ月単位で定めていってください。
ステップ5 運用方法を定める
「計画」を絵に描いた餅にしないためにも、この「計画」を検証して、改善していく運用方法を定めておきましょう。
例えば「第一月曜日の9:00〜10:00 駅前のスタバで」
場所と、時間と、やることをブロックすると、習慣になります。
そこで、計画の進行を確認して、修正していくわけです。
「計画」は、あくまでも「計画」です。必ず「計画」と現在の差が生まれます。
それを、定期的に修正していくことで、常に、使える「計画」にしておくわけですね。
いかがですか?
「成果」を生むのは、優れた「行動」です。
そして、優れた「行動」は、優れた「計画」から生まれる。
2024年の「計画」、しっかいrと練ってくださいね。
追伸
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